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カテゴリ
研究大会
開催名
ミュージアム・マネージメント・フォーラム2003
テーマ
ミュージアム・マネージメント学の確立のために
プログラム
開催趣旨
我が国のミュージアムを取りまく環境が厳しさを増す中、新たな動きも始まっています。これまでの「資料の保存と活用を中心とした博物館活動」から、より幅広い社会的な活動を目指す日本型ミュージアムが誕生しつつあります。
 ミュージアム・マネージメントの考えが我が国に紹介されて約10年、ミュージアムをより充実させるためには、今日的な状況に即したマネージメント理論の確立が求められます。
 今回は、ICOM(国際博物館会議)の博物館学国際委員会の元委員長であるピーター・ファン・メンシュ氏(ラインワルト・アカデミー教授)による「ヨーロッパにおける博物館研究の最新事情」の紹介と国内各地の学会員による「21世紀型ミュージアム・マネージメントへの提言」を元に、新しいミュージアム・マネージメントの在り方を考えることとしました。

日程と内容


10:00受付(12月7日日曜日)
10:30~10:45開会、プログラム案内・本フォーラムのねらい・会長挨拶・講師紹介など
10:50~12:20基調講演
 「ヨーロッパにおける博物館研究の動向と今後のミュージアム・マネージメントの方向性」
   講師:ラインワルト・アカデミー教授
       ピーター・ファン・メンシュ 氏
10:20~13:20 昼食・休憩
13:30~15:30フォーラム
  「21世紀型ミュージアム・マネージメントへの提言」

1.21世紀型ミュージアム・マネージメントの技法
   講師:高安 礼士 氏(千葉県総合教育センター)
2.ミュージアムのプロフェッショナリズム
   講師:中島 宏一 氏(財団法人 北海道開拓の村)
3.高度情報社会とミュージアム
   講師:田窪 直規 氏(近畿大学短期大学部)
4.博物館におけるコミュニケーションの在り方(教育普及活動)
   講師:布谷 知夫 氏 ・ 磯野 なつ子 氏(滋賀県立琵琶湖博物館)
15:30~16:00 コーヒーブレイク
16:00~17:30パネルディスカッション:「21世紀のミュージアム・マネージメントの創造」
コーディネイター
  水嶋 英治 氏(常磐大学)
パネリスト
  ピーター・ファン・メンシュ 氏、高安 礼士 氏
  中島 宏一 氏、田窪 直規 氏、布谷 知夫 氏、磯野 なつ子 氏

まとめ:フォーラムのまとめ
17:45~懇親会

基調講演

『ヨーロッパにおける博物館研究の動向と今後のミュージアム・マネージメントの方向性』
1947年オランダ生まれ。1975年、アムステルダム大学にて動物学・考古学分野で修士号。1993年、ザグレブ大学にて博物館学で博士号取得。現在、オランダの博物館学研究のメッカ、ラインワルト・アカデミーにて教授として、理論的博物館学、博物館倫理等を講ずる。
 1967年から博物館エデュケーターをかわきりに、アムステルダム、ライデンなどの博物館で学芸員、研究員、展示教育部長などを勤める。1978年からラインワルト・アカデミーにて講義。1987年から1999年までチェコのブルノ市で国際博物館学サマースクールの講師を務めた。2000年からはサンパウロにて博物館学を講じている。
 オランダ博物館協会では、職業倫理規定策定委員会・収集委員会等の委員、編集委員として活躍。オランダ国内環境教育委員会メンバー、国際博物館会議(ICOM)では1983年から博物館学国際委員会の執行委員(1989-1993は委員長)、ドキュメンテーション委員会では用語研究委員としてリーダーシップを発揮した。アムステルダム大学、文化財研究所、アムステルダム芸術学校などの役員を歴任。
開催日時
2003/12/07
受付状況
受付終了
定員
なし
開催場所
学術総合センター(千代田区一ツ橋2丁目1番2号)
申込期限

URL
申込みフォーム
お問い合わせ
kanri@jmma-net.org