2017年9月25日（月）　13：00～17:00
国立民族学博物館　特別展示館ほか（参加無料、要申込）

■開催趣旨：
　江戸時代後期、医師として来日したシーボルトは、日本の文化や自然にかかわる膨大な資料をヨーロッパに持ち帰りました。シーボルトの収集資料のうち、一度目の来日時のコレクションがライデン国立民族学博物館（オランダ）にあることはよく知られていますが、二度目の来日時の資料が現在のミュンヘン五大陸博物館（ドイツ）やシーボルトの末裔にあたるフォン・ブランデンシュタイン＝ツェッペリン家に所蔵されていることはあまり知られていません。
　本特別展では、こうした資料をとおし、シーボルトによってアムステルダムやミュンヘンで開催された日本展示を、当時の雑誌記事のイラストやシーボルトの長男アレクサンダーが作成したコレクション目録をもとに再現しています。
　今回の見学会では、国立民族学博物館（日本）の特別展実行委員長である園田直子教授に展示解説及びその後のディスカッションにご参加いただき、シーボルトによる日本展示について、また過去の日本表象自体の表象について、議論したいと思います。また、展示ケース内の温湿度管理を徹底しつつ行っている借用資料の展示の工夫についてもご紹介いただきます。

■見学館（展覧会名）：
国立民族学博物館（開館40周年記念特別展「よみがえれ！シーボルトの日本博物館」）
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20170810siebold/index

■主催：
全日本博物館学会、日本展示学会、日本ミュージアム･マネージメント学会（JMMA）近畿支部会

■プログラム：
13:00　　　　　 国立民族学博物館　特別展示館前　集合
13:00～15:00 特別展見学（前半は園田直子先生に展示解説をしていただきます）
15:00～15:20 休憩
15:20～17:00 ディスカッション（本館2階のセミナー室）
17:00　　　　 　解散

■定員：
30名（先着、学会員以外からもご参加いただけます）

■集合場所：
国立民族学博物館　特別展示館前
　最寄駅：大阪モノレール万博記念公園駅から徒歩約15分
　最寄駅：大阪モノレール公園東口駅から徒歩約15分
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access

■参加費：
無料。
　当日集合場所（特別展示館前）で、無料招待券をお渡しします。
　ただし、大阪モノレール万博記念公園駅～中央口ゲート経由で国立民族学博物館へアクセスする場合は、自然文化園（有料区域）の入園料が必要です。
　大阪モノレール公園東口駅からアクセスする場合は、自然文化園（有料区域）を通行せずに国立民族学博物館へアクセスできます。当方で無料招待券を用意するので、中央口ゲートで国立民族学博物館の観覧券を購入する必要はありません。

■申込先：
参加ご希望の方は、氏名、所属、電話番号（できれば携帯番号）、メールアドレス、主催3学会会員の有無を明記の上、五月女（さおとめ）までメールにてお申込ください。

五月女賢司（全日本博物館学会 行事委員、日本展示学会 企画運営委員長、JMMA近畿支部会幹事）
saotome.kenji@gmail.com

★イベントチラシ⇒チラシ・企画書：2017年度研究会「『よみがえれ！シーボルトの日本博物館』見学会」02.pdf