◆日時：2019年 12月 7日（土）12：30-16：30

◆会場：国立歴史民俗博物館（千葉県佐倉市城内町117）

 ミュージアムが一般に公開している展示事業，講座観察会等教育普及事業は個々の研究員の日常的な調査・研究活動の成果等を体現しているものである．言い換えれば，これらの調査研究活動の基盤があって初めてミュージアムの事業は成立しているわけである．しかし，昨今，ミュージアムの設置者側の課題として，財政危機等に伴う調査費等の削減をはじめ，成果発表の一つである展示事業経費の削減や研究紀要印刷費の削減があげられる．また，研究員側の課題として高齢化に伴う中長期スパンによる研究計画が構築しにくいという事例も多々見受けられる．これらについて実態共有を図った上で関係者間における議論の場とする．

◆プログラム

12:00～　　　
    受付開始

12:30～12:40　
    研究部会趣旨説明　　　
                新　和宏(千葉市科学館、研究部会長)

12:40～13:40　
    基調講演「国立歴史民俗博物館の研究活動と研究成果の可視化・高度化」

　　　　　　　　藤尾　慎一郎（国立歴史民俗博物館教授）

13:40～14:40　
    第一展示室リニューアル展示の視察 （案内：藤尾　慎一郎）

14:40～16:30　
    集団討論「研究員の研究活動とミュージアム事業の将来ビジョンを考える」

　　　　　　　　藤尾　慎一郎

　　　　　　　　齊藤　恵理（乃村工藝社、研究部会幹事）

　　　　　　　　中村　隆（科学技術館、研究部会幹事）

　　　　　　　　一場　郁夫（酒々井町教育委員会研究部会幹事）

　　　　　　　　鈴木　和博（乃村工藝社、研究部会幹事）

　　　　　　　　ファシリテーター：新　和宏

◆参加費無料、下記事務局へメールまたはこちらからお申し込み下さい。