リレーコラム

JMMA25周年に向けて行動します

2018年10月30日 16時23分 [事務局]

 日本ミュージアム・マネージメント学会は、設立以来様々な活動を通じてミュージアムに運営改善に貢献し、ミュージアム・マネージメント学の確立に努めてまいりました。2020年には「設立25周年」を迎えることから、学会の社会的な役割を見通した特別事業を実施することにより、学会の将来構想を提言すべくさまざまな事業を計画しております。
 2008(平成20)年に設置された「JMMA緊急課題検討会」のテーマは、
   ①博物館政策・経営検討チーム
   ②博物館評価検討チーム
   ③博物館国際化検討チーム
   ④博物館人材育成検討チーム
   ⑤博物館専門職行動規範・倫理検討チーム
としてさまざまな面から検討しました。
 今回の25週年記念事業ではそれらの検討結果を参考にして、変革期にあるミュージアムの在り方と学会活動の方向性を考えることとしました。
今後のJMMAイベント情報に御期待下さい。

(1) 将来構想検討部会
 今日のミュージアムを取り巻く状況をミュージアムマネージメントの視点から捉え、今後の在り方を以下のように検討し、将来「JMMA版ミュージアムの設置と運用に関するガイドライン」を作成することを目指します。

1)日本におけるミュージアム・マネージメントの課題抽出

 ア)ミュージアムの制度設計(博物館法、指定管理者制度、国際協力、人材育成)

 イ)ミュージアム・マネージメントの視点(経営評価、人材育成)

 ウ)ミュージアムの社会的意義(社会学的視点からのミュージアムの再構築検討)

2)JMMAの役割として:ミュージアムの設置および運用に関するガイドライン(多様化する設立と運営主体に対応するミュージアムマネージメントに関する規準案を将来構想委員会等で検討し、各地区のフォーラム等で意見聴取する。


(2)広報部会
   ア)JMMA25周年記念事業の広報
   イ)25周年記念リーフレット作成

(3)アーカイブ部会
   ア)JMMA25年の歩みと関連情報提供⇒左欄の「JMMA Archive アーカイブ」を御覧ください。
   イ)ミュージアム・マネージメント関連情報の収集・提供

(4)記念大会運営部会
   ア)記念式典の実施

25周年事業実行委員会委員長 高安 礼士(JMMA副会長)
2018年10月30日改定)