日本ミュージアム・マネージメント学会では、2022年度の活動テーマとして「社会変動の中のミュージアム-人材育成-」を定め、さまざまな研究会を計画しています。また、国においても「博物館法」を改正し、「博物館登録制度」「学芸員制度」などの見直しが行われています。

この度、JMMA水嶋英治会長によって「博物館学・美術館学・文化遺産学基礎概念事典」が翻訳出版され、これを記念してその総合的な内容を活用した学習会を開催し、今後の日本におけるミュージアムのあり方を考える機会を特別事業として企画することとしました。各学会員をはじめ博物館・公文書館・図書館関係学会の方々とともに博物館研究のあり方を考える機会とします。皆様のご参加をお待ちしております。

■企画主旨　

水嶋英治・JMMA会長の翻訳出版を記念して、「博物館学・美術館学・文化遺産学基礎概念事典」の紹介、海外(フランス語圏)の研究、これからのミュージアムスタディズ(博物館学)の方向性などを探り、新知見を共有する。

■主催：日本ミュージアム・マネージメント学会、全日本博物館学会 共催

■日時：2022年10月16日（日）　14時30分〜17時15分

■会場：ビジョンセンター日比谷302会議室（30名）　／　オンライン（ZOOM）併用

　　　　　（東京都千代田区有楽町1-5-1「日比谷駅」A9出口直結）

■対象：各学会員、博物館関係者など（会場で参加される方は先着順）

■プログラム

（１）主催者挨拶・主旨説明

　　　高安礼士（JMMA理事）他

（２）プレゼンテーション『博物館学・美術館学・文化遺産学　基礎概念事典』

　　　水嶋英治（事典翻訳者、長崎歴史文化博物館、JMMA会長）

（３）基調講演

　　「博物館学　激変する世界の中でミュージアムの存在そのものを問い直す」

　　　　布谷知夫（全日本博物館学会会長）

（４）事典内容紹介

①第一部・第二部「博物館、博物館学、遺産、コレクション、資料」　
　　　　山本哲也（新潟県立歴史博物館、全日本博物館学会役員）

②第三部「倫理ほか」小泉優莉菜（ポーラ伝統文化振興財団）

③第四部「博物館機能・展示教育」　　
　　　　佐藤琴（JMMA副会長、山形大学附属博物館）

④第五部「制度・公共・社会」・参考資料　　高安礼士（福岡市科学館）

（５）質疑応答・討論　　水嶋英治・高安礼士

■その他

　・オンラインで参加される方には、10月13日にZOOM情報をお送り致します。

■問合せ・参加申込先

　日本ミュージアム・マネージメント学会

　東京都港区台場2－3－4(株)乃村工藝社内　TEL･FAX 03－3570－2498　
　メール：kanri@jmma-net.org

事務局へのメールまたは こちらのページ より「10/16特別事業」を選択して
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