東北支部

【終了しました】東北支部　災害と展示の研究会

有意義な災害伝承のためにミュージアムが果たすべき役割について

仙台を拠点とする『災害と展示の研究会』の活動に全面的に参加し、下記の活動を進める。
【『災害と展示の研究会』の趣旨】
東日本大震災を契機に被災地域のミュージアム関係者は「大規模災害について、ミュージアムは何をどのように伝えるべきか」という職業的課題を共有することとなった。本研究会は、この課題意識をふまえて、災害体験の語りや映像記録の公開、被災した文化財・生活財の展観、震災遺構の活用やメモリアル施設の造営など、”災害の表象”を市民の利用に供する多様な営みを「（災害）展示」という観点から横断的に捉え、地域や市民にとって有意義な災害伝承のあり方について下記のような調査・研究活動を行う。

• 災害と展示に関する調査研究及び資料収集
• 勉強会、研究発表会、講演会、セミナー等の開催
• 災害に関する「展示」事業への提言
• ミュージアム関連諸団体との連携
• 研究成果の公開・発信
  

【活動日程】
『災害と展示の研究会』定例会　年間８回程度
うち　外部ゲストを招いての公開研究フォーラムは年間４回程度

※今年度第1回の公開研究フォーラムは下記により実施済み
日　時：4月16日18時～20時半　会場：せんだいメディアテーク
テーマ：『文化財レスキューから文化創造の実践研究へ―「牡鹿半島・思い出広場」の活動紹介―』
ゲスト：東北学院大学博物館　加藤幸治氏
参加者：11名