研究会等 参加申込フォーム
研究会等へ参加申し込みをされる方は こちら からお申込み下さい。
研究大会・研究部会・支部会・研究紀要等のお知らせ
「博物館と探訪する地域発展の足跡 ~ブラ備後をしよう~」
■ 日 程 平成28年12月4日(日) 13:00~17:00
■ 場 所 ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)
〒720-0067 広島県福山市西町2丁目4−1 (JR福山駅 新幹線口前)
■ 主 催 日本ミュージアム・マネージメント学会(JMMA)ミッション・マネージメント
研究部会
■ 共 催 全日本博物館学会・ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)
■ 開催趣旨
今年度、市制100周年を迎える福山市は、広島県の東部に位置しており、新幹線駅から最も近い福山城や、瀬戸内の物流や文化交流の要所となった鞆の浦などの歴史的な建造物や史跡などにも恵まれています。また隣接する尾道市は、箱庭的港町として日本遺産の第1号にも認定され、鞆の浦と同様に、港町、寺の街、文化流通の拠点として発展注目され、本年は「しまなみ海道」とつながる愛媛県今治市と村上水軍の歴史が日本遺産に登録されるなど、文化的歴史的な価値や今後の展開にも脚光が浴びています。一方で福山市と尾道市は「備後の国」として1つに位置づけられていますが、地方統治の経緯だけでなく、武士の町と商人の町といった都市発展の歴史の違い、さらに山や川、海などの地形的な隔たりもあり、積極的な文化交流、両地域を回遊的に探訪する活動も不十分であったと感じられます。
今回の研究会では、福山と尾道の都市形成の違いを産業や交通基盤整備などの歴史を元に、それらの史跡、遺構、現存する建造物等を地形的地勢的に紐解きながら、新たに博物館職員(学芸員等)が中心になり、これらを観光資源として両者を比較探訪する「街歩き」を提案することで、今後の地方都市における「観光資源を活かした新たな博物館の在り方」を議論します。ミッション・マネージメント研究部会では、人々の多様性とミュージアムを取り巻く社会の多様性、さらにはミュージアムのものの多様性に焦点をあて、多様化する社会におけるミュージアムの新たな可能性について考察していきます。
■ プログラム
13:00~13:05 オープニング趣旨説明 高田 浩二(福山大学 教授)
13:05~13:50 講演1 園尾 裕 氏 (鞆の浦歴史民俗資料館 学芸員)
「なぜ城の中に駅があるのだろう?」
13:50~14:35 講演2 林 良司 氏 (尾道市史編さん事務局 嘱託専門員)
「尾道を拓いた海の道・山の道・鉄の道」
14:35~14:55 質疑応答
14:55~15:00 休憩
15:00~16:45 パネルディスカッション 「ブラ備後」の楽しみ方
パネラー 園尾 裕 氏 林 良司 氏
植田 千佳穂 氏 (ふくやま草戸千軒ミュージアム 館長)
コーディネーター 高田 浩二
16:45~17:00 まとめ 江水 是仁 氏 (東海大学課程資格教育センター 講師)
■ 参加対象 日本ミュージアム・マネージメント学会・全日本博物館学会 会員
テーマに関心のある一般の方
■ 申し込み 当日受付(事前申し込みは行いません)
■ 参加料 無料(但し館内見学には入館料が必要)
■ オプショナルエクスカーションプログラム
12月4日 10:00~12:00 福山城周辺の「ブラ城下」
集合場所 広島県立歴史博物館 玄関口 参加無料
■ お問い合わせ 福山大学 内海生物資源研究所(尾道市因島大浜町)
高田浩二 TEL 0845-24-2933
■ ミッション・マネージメント研究部会 平成28年度研究会 開催スケジュール
(1) 第1回研究会
テーマ:ミュージアムと観光Part2:
博物館と探訪する地域発展の足跡~ブラ備後をしよう~
概 要:上記開催趣旨参照
日 時:平成28年12月4日(日)13:00~17:00
会 場:ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)
(2) 第2回研究会
テーマ:ミュージアムと著作権Part2(仮)
概 要:多様な資料を扱う中で、それに付随する法律や権利の問題にミュージアムの
担当職員が直面するケースは多いと考えられます。また、著作権や個人情報
に関する市民の関心も高まり、ICTを取り入れた業務も増える中で、ミュージア
ムが思わぬトラブルに巻き込まれることも予想されます。
そこで今回の研究会では展示・学習支援事業を中心に、著作権法上留意する
点や個人情報の取り扱い方について、法律の専門家から話題提供いただき議
論していきます。
日 時:平成29年2月午後(予定)
会 場:東京都内(予定)