研究大会

ミュージアム・マーケティング・シンポジウム

21世紀、ミュージアム・タウンの創造と展望～関わりと拡がりのマーケティング～

●第1部 シンポジウム　13：00～17：30 於：平成館 大講堂

～ミュージアムは、自らの使命や信念を曲げることなく目的を達成するために、戦略的プランニングやマーケティング・ツールを利用しようと考えるようになってきている･････これらは、優れた経験やプログラムの有効な企画・伝達・提供のため、そしてできるだけ多くの人々に利用してもらうための手段なのである～
『ミュージアム・マーケティング』
　　　　（フィリップ・コトラー／ニール・コトラー共著, 第一法規）序文より

わたしたちに、そして未来の子供たちに、多様な経験や感動を与えてくれるミュージアム。自立の道を求められる今こそ、マーケティングの視点から時代のニーズを見極め、さまざまな工夫と連携によって新たな存在価値を生み出していく好機です。本シンポジウムでは、ミュージアムに関わるさまざまな関係者が集い、ミュージアム･マーケティングが拓く新時代のビジョンを描きます。

・基調講演：「創客時代のミュージアム～ミュージアム・マーケティングの視点より～」
ニール・コトラー博士（コトラー文化・博物館マーケティング・コンサルタント代表）

スミソニアン・インスティテュートに16 年間勤務の後、ミュージアム、文化史跡、観光マーケティング・コンサルタントとして活躍。"Museum Strategy and Marketing"（邦題：『ミュージアム・マーケティング』）を兄であるマーケティングの世界的権威、フィリップ・コトラー氏と共著。


・プレゼンテーション　テーマ：「博物館の創客戦略」
　　　コシノジュンコ氏（デザイナー、NPO間代表）
　　　蓑 豊氏（金沢21世紀美術館館長・金沢市助役・大阪市立美術館館長）

・セッション１　テーマ：「国内博物館の試み」
　パネラー
　　　福原義春氏（株式会社資生堂名誉会長・企業メセナ協議会会長・東京都写真美術館館長）
　　　栗原祐司氏（文部科学省 大臣官房政策課 企画官）
　　　大堀 哲氏（長崎歴史文化博物館館長・日本ミュージアム・マネージメント学会会長）
　コーディネーター
　　　水嶋英治氏（常磐大学教授・日本ミュージアム・マネージメント学会理事）

・セッション２　テーマ：「ミュージアム・マーケティングの展望」
　パネラー
　　　井関利明氏（慶應義塾大学名誉教授）
　　　ニール・コトラー（コトラー文化・博物館マーケティング・コンサルタント代表）
　　　石田和晴氏（スミソニアン協会、マーケティング・支援開発スペシャリスト）
　コーディネーター
　　　水嶋英治氏（常磐大学教授・日本ミュージアム・マネージメント学会理事）

● 第2部 レセプション　18：00～20：00 於：法隆寺 宝物館ラウンジ

　デジタルアーチスト長谷川章氏によるDK LIVEの幻想的な空間演出をお楽しみ下さい。

主　催：日本ミュージアム・マネージメント学会
共　催：株式会社乃村工藝社
後　援：財団法人日本博物館協会／社団法人日本動物園水族館協会
　　　　全国科学博物館協議会／社団法人企業メセナ協議会／企業史料協議会
特別協力：東京国立博物館
特別協賛：株式会社INAX／第一法規株式会社／株式会社竹中工務店
　　　　　日本電気株式会社／松下電器産業株式会社
協　賛：株式会社アーバン・コミュニケーションズ／株式会社イトーキ／株式会社岡村製作所
　　　　コクヨオフィスシステム株式会社／コクヨファニチャー株式会社
　　　　サントリー株式会社／株式会社JTB法人東京／大日本印刷株式会社／トヨタ自動車株式会社
　　　　松尾建設株式会社／三井不動産株式会社／森ビル株式会社／株式会社ワールド

参加費：シンポジウム５０００円　(JMMA会員３０００円)
　　　　レセプション会費　５０００円